脳卒中〜家庭でできるリハビリ〜





家庭で行う上肢の機能訓練の方法

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家庭で行う上肢の機能訓練の方法について、ご紹介しましょう。
家庭で行う上肢の機能訓練の方法について、ここでは麻痺の症状が重度で、手を意図的に動かすことが困難である人を対象とした人向けの方法について、ご紹介したいと思います。

これまでは、日常的な動作を両手でしてきたことを、片麻痺により、片手のみで行うには、根気強く訓練を行う必要があります。麻痺側をきちんとケアしながら、片手のみで日常的な動作を自立させることが最終目標であり、家庭でできる訓練の方法について、ご紹介しましょう。

片手動作の初期訓練として、麻痺側上肢の管理ケア・利き手交換訓練・日常動作を片手で行う・難しい動作を練習するといった4段階のステップになっています。
麻痺側上肢の管理ケアでは、他動・自動ストレッチ、拘縮予防、ストリングの装着、衛生面での配慮などを行います。

ステップ2では、利き手交換訓練を行い、麻痺側が利き手の場合は、箸を持つ動作や文字を書く動作などにおいて、ニースが高くなります。
ステップ3では、日常的な動作を行い、身の回りの動作にひとつずつトライして、根気強く練習していきます。チェックリストを活用しても、良いでしょう。

最後のステップとして、難しい動作の練習を行います。これまで衣服のひもを結んだり、ボタンの着脱や家事に関わる動作など両手で行ってきたことをについて、訓練していきます。
麻痺側の体を洗う場合、自助具を活用するなど、段階的に訓練を行う必要が出てきます。
ひもを結ぶ動作を行う練習、中央部をテープで固定する、棒に通したひもを結ぶ練習、実際のものでひもを結ぶ練習などを行います。

初めて訓練を行うときは、ひとつひとつの動作がなかなかうまくいかなくて時間がかかることもあります。多少時間が長くかかっても、何度も根気強く続けてさまざまな工夫をこらして、努力した結果、片手のみの動作で日常生活にほとんど支障が出なくなった人もたくさんいます。
麻痺側の体から少し目を離してみて、片手でしっかりとした動作ができるように、自立を目指そうと努力していく姿勢こそが大切ですね。
片手だけで日常動作ができるようになれば、介助者の負担を軽減させることにもつながり、自分に自信が持てるようになります。

家庭で行う上肢の機能訓練の方法について、ここでは上肢が少ししか動かせず、物の操作など手を使うことが困難な人向けの方法についてご紹介したいと思います。
机の上にある紙面を抑えたり、物を固定するといった補助的に活用するレベルである人が、上肢の機能訓練を行うことで、どのような方法でも、麻痺した手を使うということは、麻痺による機能の低下を防ぐとともに、脳が活性化され、有効に上肢を使用するといった目標が持てるきっかけにもなります。

麻痺した手を使うことによって、脳が活性化され、少しずつ機能が改善されたという報告もありますので、根気強く訓練を行うことは大切ですね。家族が暖かく見守り、励ましの言葉をかけながら、優しく見守ると良いでしょう。
片手動作の自立レベルを維持するとともに、有効に上肢を使用して、ご家庭でできる訓練方法として、拘縮予防とストレッチを行います。

可動性を確保するために、上肢をテーブルの上で動かして、テーブル面をタオルで服用にして、上下・左右にできるだけ大きくゆっくりと動かしていきます。
指はなるべく伸ばすように心がけて、上肢が重くて上手に動かせない場合、キャスター付のボードを利用すると良いでしょう。

麻痺手の運動は、リハビリをしなければならないといった義務感で行うよりも、お手玉などの小道具を使いながら、家族と一緒に楽しみながら行うことが、無理なく長続きする秘訣です。
お孫さんと風船を使って麻痺側の手の運動をしたり、両手を組んでお手玉を移動させるなど、娯楽的なムードを演出することで、楽しみながら続けられるようになります。
手が上がりにくい場合は、膝の上などテーブルよりも下の位置に置いて行うと良いでしょう。

日常生活の中で、さまざまなことに麻痺側の手を使い、積極的に参加させていくという意識を持つことが、機能訓練になり、低下した機能を回復させることにもつながります。

家庭で行う上肢の機能訓練について、ここでは実用レベルを目指す人向けの機能訓練の方法について、ご紹介したいと思います。
ある程度、手を動かせるものの、耐久性やスピードが低く、巧緻性が高いほど実用的に手を使うことが困難とされるレベルの人を対象とした上肢の機能訓練を中心に、ご紹介します。

麻痺側の手の動作は時間がかかってしまうため、健側ばかり使ってしまうことがあります。しかし、麻痺しているからといって、日常生活の中で使う習慣をつけていかないことには、機能がますます低下することにもつながります。
家庭内でもできる訓練方法として、麻痺側上肢の訓練ステップがあります。
ステップ1は、基本訓練〜ストレッチ、ステップ2は可動性の確保〜自動運動、ステップ3では複合動作の練習〜物の操作、移動訓練、ステップ4では日常動作での積極的な活用といった段階になっています。

ステップ2の可動性の確保〜自動運動では、棒体操を行います。棒を使って、上に上げたり、前に出したり、できるだけ平行になるように心がけながら、訓練を行います。
棒体操では、棒を立てて、グラグラとした不安定な動きにならないように、保持すること、そして仰向けで肘の屈伸運動を行うことを目標としています。

ステップ3の複合動作の練習〜物の操作、移動訓練では、家の中にある身近なもので訓練を行うことによって、日常動作がスムーズにできるようになり、良いリハビリになります。
片手では困難な場合、疲れているときなどは、手を添えてから訓練を行うと良いでしょう。
貯金箱があれば、コインを貯金箱に入れる練習をしたり、お手玉やボールがあれば移動せる練習をしたり、フィルムケースを重ねたり、洗濯バサミを使ってピンチ訓練を行うなど、ちょっとした小道具があれば、お手軽に上肢の機能訓練ができます。

ステップ4の日常動作での積極的な活用に関するポイントをあげると、指・手首・肘・肩などの運動方向が異なる組みあわせの動作の練習であり、体の麻痺の状態や訓練を継続して、麻痺の改善がみられるようになったら、動作の組み合わせを最初は簡単なものから、どんどん複雑なものに変えるなど、臨機応変に対応していくと良いでしょう。

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