脳卒中〜家庭でできるリハビリ〜





言いたい言葉と違う言葉が出てくるとき

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失語症になると、相手の話している言葉を理解するのが困難になり、言語理解とともに、表出面の両方に障害がみられることがあります。
失語症になると、とくに高齢者の方は認知症になったのではないかと勘違いされることもありますが、失語症とはまったく異なるものです。

わたしたち人間がコミュニケーションを取る手段として、言葉を話して人と会話すること、文章を書くこと、言葉を聞いて、文章を読むといった4つの手段があります。
失語症において、表出面の障害とは、言葉を話す・書くといった要素になります。

表出面の障害により、言葉が出ないことがあり、すらすらと話をしていても、詰まった言葉を言うこともあるようです。
失語症の発話における症状として、言葉が出ない喚語困難、自分が思っている言葉とは違う言葉を発する語性錯誤、1文字言葉を誤る音韻性錯語、特徴に関する説明をする迂語、存在しない言葉を話す新造語といった症状がみられるようになります。

詰まっている場合の対処法としては、実物や写真などを見せて確認する、言葉に出して確認するといった方法があります。
誤っている場合は、再度尋ねておくことで、確認ができるようになります。写真や実物を提示して、選択してもらう方法があります。
失語症の人とコミュニケーションをとる上で、間違った言葉を話したり、認識が間違っていたとしても、相手を責めるのではなく、自然に会話しやすいようにしむけて、温かい態度で接する姿勢が大切ですね。

失語症の人は、すらすらと話しているつもりでも、間違った言葉がたくさん出てくることがあります。これは、語性錯誤と呼ばれる状態です。

相手が雨が降っているから傘が必要で、傘がどこにあるのか尋ねているときに、言葉の誤りを指摘することが大切なのではなく、そのときの状況を踏まえた上で、相手が言おうとしていること、言いたいことを確認することが必要です。
失語症には、いろんなタイプがあり、あまり話ができないタイプもあれば、すらすらと話しているように見えるのは、言葉の言い誤りが多いタイプなどがあります。

言い誤った言葉を指摘するのではなく、肝心なことは何を伝えようとしているのか、内容を確認することです。けっして子どものような扱いをするのではなく、人格を尊重してふだん通りに接することが大切です。

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