脳卒中〜家庭でできるリハビリ〜





失語症の人とのコミュニケーション

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失語症とは、脳こうそく、脳卒中などの脳血管障害が原因で、脳の言語機能の中枢神経がダメージを受けることで、聞く・話すといった言語に関わる機能や書く、読むといった機能に障害が引き起こされることを言います。

わたしたち人間の脳内には、言語野と呼ばれる中枢神経が通っていて、言葉を理解して言葉を作り出し、それを結ぶ通路として存在していますが、この部分が損傷することで、思うように言葉が出てこないといった失語症になることがあります。

失語症の人に話しかけて、会話がスムーズに進まないことがありますが、相手の声が聞こえないわけではなく、声は聞き取れているのに、相手が何を話しているのか言葉がきちんと理解することが困難になります。

失語症の人とコミュニケーションをとるときは、あまり長い文章で質問をすると、理解するのが困難になります。
たとえば、「今日は昨日よりも天気悪いですね。私は、昨日買い物に行きましたが・・」といった会話だと、なにをどう答えて良いのか、とまどうことがあります。
会話文をできるだけ短くして、要点を押さえた感じで、話しかけてみると良いでしょう。
「昨日どこに行きましたか?」といった簡単な質問文だと、理解しやすいようです。

会話がほとんどできない人には、「はい」または「いいえ」で簡単に答えられるような質問をすると良いでしょう。
たとえば、「食事はもう終わりましたか?」「トイレに行きましたか?」「今日は寒いですか?」といった感じの質問であれば、「はい」か「いいえ」でも会話が成り立ちます。

失語症にかかっている人は、それぞれ言葉を理解する能力に格差が生じると思いますが、相手が話している言葉の意味を理解するのが難しい人もいれば、自分の意思を伝達する手段である「書く」「話す」といった相手に伝えることも困難である人もいます。

「はい」「いいえ」と声に出して言えない人は、首でうなずいたり、首ふりをするといった形で質問をして、答えることも可能です。
1度聞いて理解するのが困難な場合は、繰り返して同じことを質問したり、または簡単な言葉に置き換える、わかりやすくイメージして絵に描くなど、伝え方を工夫して、上手にコミュニケーションをとると良いでしょう。

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