脳卒中〜家庭でできるリハビリ〜





料理をするときの片手の包丁の使い方

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方麻痺が残り、片手が包丁を取り扱うには、安全性には十分注意するとともに、包丁で切ることと、食材を押さえることを同時に行うという必要が出てきます。ただし、食材によっては、押さえにくくて滑りやすいものもあり、とくに丸い形をした野菜や果物は不安定で、肉や魚類もずれやすくなりますので、上手に切るのが困難になることもあると思います。

食材を切ったあとに、皮をむいたり、細かく刻むといった動作も難しいものですが、実は健康な人でも、利き手でないほうの手で食材を包丁で切る作業は、難しいものです。
ここでは、左麻痺がある人の基本的な片手での包丁の使い方について、ご紹介したいと思います。

利き手でないほうの手で包丁を使う場合は、食材を押さえながら切る動作が難しいため、ぬれ布や重しなどを上手に活用すると良いでしょう。
固定具つきのまな板、左利き用の包丁などもありますので、利用するのも良い方法です。
包丁自体が切れにくい場合は、手に余分な力がかかりますので、必ず包丁をといで切りやすい状態にしておくか、切れやすい包丁を選ぶことです。

食材を半分に切る方法について、ご紹介しましょう。
まな板の上にぬれ布巾を置いてから、野菜などの食材を安定させて、中央に包丁を一気に入れて切るようにします。刃が入ったら、野菜などの食材を転がすようにして、前後に引きながら包丁を入れていきます。

次は、皮をむくときの方法についてご紹介しましょう。
食材の皮をむくときは、親指で下に押し付けながら、他の指を使って包丁を握り、親指の下に刃を入れて、平らな面を下において、親指で下方向に誘導して皮をむくようにすると良いでしょう。

野菜を薄切りにするときは、刃の先をまな板にあてて、手前に下ろして切り、平らな面を必ず下において、重しをまな板の上に置いて、押し付けるような感じにしても良いでしょう。

じゃがいもの芽の部分を切るときは、包丁の付け根の角を使ってほじり、切り口の平らな面を下にするとうまく切れます。

料理は毎日のことですから、包丁とまな板を使って、食材を切ったり刻んだりといった作業は日常茶飯事になります。手作業で難しい部分は、キッチンばさみやスライサー、フードプロセッサー、フードカッターなどを上手に活用すると、手間が省けて時間も短縮できます。

包丁を使う前の工夫として、必要に応じて食材を凍らせておく、食材をふかしておいたり、調理器具の活用法を考えておくと良いでしょう。
肉類はチルドで半分凍った状態のときのほうが切りやすくなり、いも類はふかしたほうが側がむきやすくなります。

食材によっては、固いものもあり、切るのにかなり力が必要なものもあります。
八百屋や食肉店など、食材を購入したお店で、希望する大きさにカットしてもらうことができれば、食材を扱う手間が省けます。

包丁を使うのは、最初は慣れないかもしれませんが、何度も訓練していくうちに、要領が得られるようになります。

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