脳卒中〜家庭でできるリハビリ〜





車椅子に座っていたお尻が痛いときの対処法

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車椅子に長時間座っていると、お尻が痛くなることがあります。そのときにどのように対処すれば良いかについて、考えてみましょう。
長時間車椅子に座り続けていると、上半身の重みが臀部(お尻)に集中してしまい、痛みをともない、そのまま放置すると、褥瘡(床ずれ)の原因となりますので、車椅子の使い方を工夫する必要が出てきます。

褥瘡(床ずれ)と言えば、寝たきりの高齢者に多くみられるものですが、寝たきりの人に限らず、車椅子に長時間座り、同じ姿勢をとり続けることにより、床ずれになるケースもあります。その予防法としては、仙骨座りを極力しないように心がけることです。

仙骨座りとは、臀部(お尻)をまえに出して仙骨部で座る姿勢のことで、習慣になってしまうと、褥瘡を引き起こす原因となる上に、座ったときの安定感が悪くなり、転倒するリスクが高まります。仙骨座りは、車椅子に座るときの姿勢では、良くないということをまず認識していただく必要があります。

床ずれにならないようにするには、圧力の方向が一定の部位に集中しないように注意して、分散させることです。ときには前かがみの姿勢をとったり、立位姿勢をとるなど、体の一定の部位に対して圧力が集中しないように、工夫しましょう。

もうひとつには、クッションや座布団などを上手に活用することです。
感覚的に障害がある人は、空気・特殊フォームのものに圧力が適度に分散されやすいので、適しています。

車椅子に座っているときに、対象者(患者)がひとりでできない場合は、家族やヘルパーなど介助者が、除圧をするように心がけると良いでしょう。
介助によって除圧する方法について、ご紹介しましょう。

介助者は、対象者の後ろに立ち、対象者は健側の手で麻痺側の手をつかんで、両手首を介助者が両わき下からつかみます。
対象者は、前かがみの姿勢をとり、臀部(お尻)を引いて、前かがみの姿勢のときに倒れないように注意します。

車椅子の背もたれが低くなっていたり、対象者の体に合わないものを使い続けていると、姿勢が悪くなりますので、体にしっかりフィットする車椅子を選ぶことが大切です。
そして、体の圧力が一か所に集中しないように適度に除圧することによって、褥瘡を未然に予防することにもつながります。

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