脳卒中〜家庭でできるリハビリ〜





ひげ剃りや化粧に関する注意点

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日常生活において、男性はひげ剃りをすること、女性はお化粧をすることは身だしなみのひとつであり、必要不可欠なものです。
しかし、脳卒中による後遺症により、半側空間無視といった高次脳機能障害を抱えている人が、髭剃りをした場合に、剃ったあとに剃り残していたり、髭剃りの後に皮膚に傷がついていることがあります。また、女性は、お化粧してもファンデーションの塗り方にムラが出たりすることがあり、思うようにできないことがあります。

中には、顔面神経に麻痺が残り、髭剃りで皮膚に傷がついても感覚がなくて、気づかないこともあります。顔面神経麻痺により、顔のシワやるみが出やすくなることがあり、ひげ剃りやお化粧をする行為が、困難になることがあります。

一般的に、ひげ剃りを行う場合、T字型のカミソリを使用する人が多いようですが、電気シェーバーのほうが安全性が高くて、操作が簡単なのでおすすめです。
とくに、顔の顔面麻痺が残り、感覚障害がある人は、T字型カミソリの使用は、避けたほうが無難でしょう。

注意障害や半側空間無視がある人への対応策として、手を誘導して、剃り残した部分に直接触れて確認を促すこと、そして、鏡の無視側に注目することができるように、わかりやすくマークをつけるといった対応が必要です。

顔面神経麻痺が残る人への対応策として、お化粧をしたあとに、口紅がはみ出していないか、色彩が不自然に濃すぎたり、全体のバランスを確認するために鏡でよく見ておくことです。片手ではお化粧する動作が困難な人は、介助が必要なこともあります。
とくに、顔面に麻痺が残ると、皮膚を引っ張ってあげるといった介助が求められます。

ひげ剃りやお化粧は、最初からうまくいかないこともありますが、回数を重ねていくうちに、少しずつ動作に慣れるように、取り組む必要があります。
ひげ剃りやお化粧といった動作は、手を動かすためのリハビリにもなり、身だしなみを心がけることで、社会生活にも対応できるようになります。

髭剃りやお化粧道具の準備から片付けまで、できるだけ本人が行い、保管するための場所を確認しておきましょう。慣れないうちは、介助者がサポートして、少しずつ自分でできるようになるまで、優しく見守るという温かい態度で接しましょう。

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