脳卒中〜家庭でできるリハビリ〜





手病前に比べて身だしなみを気にしないときの対処法

脳卒中〜家庭でできるリハビリ〜≫手病前に比べて身だしなみを気にしないときの対処法

脳卒中〜家庭でできるリハビリ〜

脳卒中を発症して、身体の麻痺など日常生活に支障が出て動きが鈍くなると、なにかと依存しやすくなり、外出をするのがおっくうになったり、なにかをやろうとする意欲が低下することがあります。

体が思うようにきかないことから、自分から動作を積極的にやろうとしなくなり、身だしなみを整えることもしなくなり、ヘルパーさんや家族が声をかけてあげないと、動作をしなくなることがあります。
しかし、これではますます悪循環になってしまい、体を動かすのが不自由だから動作をしなくなると、結局は機能の低下にもつながります。

手足の麻痺が残る人にとっては、日常生活で行う動作がリハビリであり、毎日手や足をこまめに動かすことが、身体機能の低下を食い止めることにもつながります。
とくに、注意しなければならないのが、半側空間無視や高次脳機能障害による注意障害について、身だしなみに構わなくなることに、患者本人がなかなか気づいていない場合がありますので、異常が感じられたら、まずは早めに気づく必要があります。

半側空間無視とは、自分が意識してみている空間の片側について、見落とすといった障害を指します。
周囲にしてみれば、わざと気づかないふりをしているのではないか、ととれることもあるほどで、メガネを普通にかけたつもりが、実は片方は耳にかかっていない、車椅子を操作していて、フットレストや麻痺側のブレーキについて、管理ができていないといったような形で、日常的な動作に異常がみられるようになります。

とくに、半側空間無視は、ほとんどの患者が左無視が多くみられます。
そこで、左側の半側空間無視による対応例について、ご紹介したいと思います。
着替えをする場所において、注意すべき点について提示して、毎日きちんと見てから行動するように習慣づけさせるといった方法について、実践すると良いでしょう。

とくに忘れやすい部分について、自分で声に出して、きちんと確認させて認識できるように習慣づけることが大切ですね。
鏡に無視側への注意喚起として、鏡の無視側に注目できるように、わかりやすくするために、目印としてマークをつけておくとより効果的ですね。

身だしなみを整えることをきちんと自覚してもらうことが必要であり、習慣づけられるように、ポイントを絞り、粘り強く工夫することです。
身だしなみを整えるという気持ちを自分で持てるようになることが大切ですから、けっして叱ったりしないことです。
よくできたときには、きちんとほめてあげて、本人が自然に頑張れるように意欲を持たせることです。

定期的に外出するときや、来客があるとき、時刻をきっかけにして身だしなみを整えるように促すなど、根気強く対処しましょう。
半側空間無視が重度のマークになかなか気づかない場合がありますが、右側に「左のえりは?」と一言声をかけたり、さりげなく注意を促すことによって、身だしなみをなおす習慣をつけることもできますので、決してきつい態度にならないように心がけて、温かい目で見守ることです。

  • 自己紹介
  • 脳卒中後の家庭でできるリハビリ
  • 脳卒中関連コンテンツ
▲このページのトップに戻る
当サイトでの情報は、個々の判断によりご活用ください。当サイトの情報に関する責任は一切負いかねます。
Copyright c 2008- [脳卒中〜家庭でできるリハビリ〜] All rights reserved
TTSレート