脳卒中〜家庭でできるリハビリ〜





手が開きにくく、手を洗いにくいときの対処法

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麻痺側の手は筋肉が緊張した状態になっていて、手指が握り込まれている状態になりがちです。
手指が握り込まれていると、汗をかきやすくなり、垢などがたまりやすくなりますので、衛生面の管理にも注意が必要です。
常に、手を清潔にしておかないと、皮膚病などの原因になります。

しかし、手指が握り込まれているのを無理に開くと、痛みをともなうことがあり、手を洗うときに麻痺側の手を洗おうとしないこともあります。
手洗いが健側の手だけにならないように、細かい配慮が必要です。
麻痺側の手を清潔に保つのは難しい部分もありますが、手を不潔にしておくと、細菌が侵入したり、皮膚の炎症を引き起こす可能性もありますので、十分な注意が必要です。

麻痺側の手が開きにくくて手を洗いにくい場合の対処法として、手の痛みが強くならないように、ゆっくりと洗うことです。
水で洗うよりも、ぬるめのお湯に手をつけて洗うと、皮膚に付着した垢などの汚れが取れやすくなります。
手を洗うときには、ひじが洗面台に乗るように意識して心がけると良いでしょう。
麻痺側の手はとくに丁寧に指を1本ずつ洗いましょう。

手を洗うときに手首を曲げると、指を伸ばしやすくなります。
手を洗い終わったあとは、水気をふきとり、手をきちんと拭きます。
手を拭くときは、膝の上に乾いたタオルを乗せて拭くと良いでしょう。
指と指の間に水分が残らないように、しっかりふき取ります。

手指の握り込みを予防する方法としては、ロールを用いると良いでしょう。
手指の握り込みを予防するためのロールは、市販されていますが、その人の手指の形や大きさに合うように、包帯や小さなタオルなどを利用して、手指の硬さに合う太さのものを作っておくことをおすすめします。

タオルを使用する場合は、汗によってすぐに汚れやすくなりますので、こまめに取り換えて、常に清潔を保ちましょう。
使用する際に、なるべく指をよく広げて、手や掌のシワなど、とくに垢などの汚れがたまりやすい部分をしっかり伸ばしておきます。
梅雨から夏にかけて、じめじめした時期には、とくにこまめにタオルを取り換えて、清潔さを保つように注意しましょう。

タオルを取り換えないままでいると、手にかゆみが出たり、垢がたまりやすくなりますので、注意が必要です。
ひとりではできない場合、介助者が行い、タオルをこまめに取り換えて、清潔さを保ちましょう。
指の間やシワの部分は、水分や汗、皮脂などがたまりやすくなりますので、よく拭き取りましょう。
とくに、湿気がこもりやすい梅雨から夏の時期にかけては、手を不潔にしておくと、雑菌が繁殖しやすくなり、水虫の原因菌である白癬菌に感染する可能性もあります。
また、皮膚がかぶれたりしないように、手を清潔にして念入りなチェックが必要ですね。

洗面台に手を乗せるには、麻痺側のひじや肩の関節可動域を十分に確保しておくことです。
スムーズに動作ができるように、毎日適度にストレッチなどの運動を行うと良いでしょう。

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