脳卒中〜家庭でできるリハビリ〜





脳卒中と失禁について

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脳卒中を発症して体が不自由な人の中には、失禁することもあります。
気づかない間に失禁したり、認知症や意識障害など排泄に関心を示さない重度の患者は、尿意や便意に気づかないこともあれば、気づいてはいても、うまく伝えられないこともあります。失禁したあとに気づくこともありますので、注意が必要です。

失禁する原因にはいろいろありますが、自発性の問題や介護の都合による問題、情緒的な問題、コミュニケーションがうまくとれないといったさまざまな原因が考えられます。
失禁してそのままにしていると、不潔な状態になり、お尻がかぶれやすくなりますので、介護用おむつが汚れたら、すみやかに新しいものに取り換えることです。

排泄に関するトラブルについて把握することが必要であり、排泄日記をつけると良いでしょう。排泄日記をつけることにより、排泄のパターンや失禁のタイプなどを把握することができます。あとで日記を読み返すことによって、トイレのタイミングがわかりやすくなります。患者の行動や様子などを細かく観察して、できるだけわかりやすく書くと良いでしょう。単純に何時間ごとにおむつを交換するといったことではなく、ひとりひとりの患者の排泄パターンに合わせて、個別の対応をとるように心がけることです。

市販のおむつの種類には、パッドタイプ・はけるパンツタイプ・カバータイプ・フラットタイプといった種類があります。パッドタイプのおむつは、少量の失禁で下着に着用するタイプで、長時間・多量時にはおむつと併用することもあります。

はけるパンツタイプは、歩行や起立などの動作ができる人に向いています。外出時には薄型タイプのものを使用すると良いでしょう。カバータイプは、おむつカバーが不要で、テープで止めてフィットさせます。フラットタイプは、おむつカバーを使用するタイプで経済的です。

失禁を防ぐための対策として、トイレのサインを決めておくと良いでしょう。
普通に言葉のやりとりができる人なら良いですが、言葉のコミュニケーションがうまくとれないほど重症な人は、トイレのサインを決めて、言語以外のサインで表現すると良いでしょう。トイレに行きたくなったら、トイレを指さしたり、下腹部に触れるなど、簡単な動作で表現することを決めておきます。

おむつに関する注意点をあげると、皮膚を常に清潔に保つために、汚れおむつはその都度すみやかに交換します。おむつの種類にはいろいろありますが、まずは1回の排泄量を考慮してピッタリ合うタイプのものを選ぶと良いでしょう。
パッドタイプのおむつとの併用も可能ですが、運動量が多いときには、ずれる場合がありますので、注意が必要です。
尿意や便意を伝えても間に合わなくなり、失禁することを想定して、ポータブルトイレを設置するという選択肢もあります。
体格や安静度に合うタイプの介護用おむつのサイズを選びましょう。

失禁の種類の中で、切迫性尿失禁は、膀胱の委縮により、尿を十分に溜められないことが原因で引き起こされますので、薬による治療が可能な場合もあります。まずは、主治医に相談しておくと良いでしょう。

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