脳卒中〜家庭でできるリハビリ〜





自分に合った車椅子の選択

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脳卒中〜家庭でできるリハビリ〜

脳梗塞や脳卒中、手足のけがなど、さまざまな疾患を持つ人の中には、車椅子で日常生活を過ごしている人も少なくありません。
ふだん、私たち人間は、手で物をつかみ、食事をして、二本足で歩いたり、立ち止まったり、座るといった動作を日常的にしています。
歩行が困難になると、日常生活にも支障をきたして、トイレや入浴、食事、歩行ができなくなります。

歩行が困難な人にとっては、車椅子を用いることによって、寝たきりの状態から脱することができます。
そして、部屋に閉じこもったきりの生活にならずに、車椅子に乗ることで、家の中を自由に動き回ることができて、外出もできるようになり、行動範囲をより広げることができます。

歩行が困難になり、障害を持つことによる不利益を少なくして、身体が不自由な人が、日常生活をより快適に過ごせるようにするためには、車椅子は日常生活の中では欠かせない存在であり、車椅子で自由に移動ができることで、社会参加ができるようになり、重要な役割を果たしてくれることでしょう。

車椅子には、さまざまなサイズが用意されており、手動の車椅子もあれば、電動の車椅子など、種類も豊富にあります。
日常生活の中で、車椅子を利用することは、介助する人にとっても、心身的な負担を軽減することにもつながります。

車椅子の各名称とサイズについて、ご紹介しましょう。
車椅子を選ぶ上で、いくつかのチェックポイントがあります。
シートの幅と奥行き、座面の高さ、そして、背もたれと高さとシートの角度について、確認しておく必要があります。
シートの幅と奥行きに関するチェックポイントをご紹介しましょう。

車椅子には、さまざまなサイズのものが用意されていますが、ひとりひとりの身体のサイズが異なり、座ったときに無理なく自然にフィットするものを選ぶ必要があります。
まず、シート幅について、車椅子に座り、お尻の左右に手のひらが入る程度の余裕があれば、良いでしょう。または、お尻まで深く座ったときに、シート前の端からひざ裏が、2.5〜5センチ程度の隙間があると良いでしょう。
お尻まで深く座ったときに、ひざ裏がぴったりついて、ほとんど余裕がないようでは、快適な座り心地とは言えません。

車椅子は、長い期間に渡り使用するものですから、耐久性が高い素材のものを選ぶことも重要ですね。
そして、長期間使用しますので、座っている間に、骨盤が移動して、坐位が不安定になる、または脊椎が変形するといった悪影響が出ないように、注意が必要です。
とくに、身体のサイズに合わないものを無理して使い続けていると、このような悪影響が出やすくなりますので、注意が必要です。

次に、座面の高さについて。
フットプレートに足を乗せたときに、ひざ下〜足底までの長さに、5〜7センチ程度プラスされた長さが、ちょうど良い目安となります。
とくに、車椅子を足でこいで移動する人にとっては、座面が低いほうが足がつくので、こぎやすくなります。
シートの前は、後ろに比べて2〜3センチ程度高くて、傾斜をつけることによって、座る姿勢がより安定されるようになります。

背もたれと高さとシートの角度についてですが、坐位が不安定な人は、リクライニング式の車椅子を選択すると良いでしょう。
手の力がある人は、車椅子を手でこげますので、腕に負担がかかりにくいタイプのものを選ぶと良いでしょう。
腕に負担がかからないように、車椅子を動きやすくするには、背もたれの上端の部分が、肩甲骨にかぶらないぐらいの高さにすることです。それで、姿勢が安定しないときは、背もたれをより高くすることによって、安定しやすくなります。
シートと背もたれの関係を見ると、シートに対して背もたれの角度は、95〜100度ぐらいが適しています。

車椅子の種類には、大きく分けると、手動式と電動式がありますが、さらにその中にも実にさまざまな種類のものがあります。
手の力がある人は、自分で車椅子を動かせる低床型の車椅子が向いています。
低床型は、座面が低い車椅子のことを指します。

背もたれが高い車椅子は、ハイバック式と呼ばれているタイプで、ひとりで座れない人や、首が垂れる人に適しています。
車椅子に移動するときに、介助が必要とされる人には、肘掛け(アームレスト)がはずせるタイプものを選ぶと、介助者にとっては負担が軽減されます。

電動車椅子には、実にさまざまなタイプのものがあります。

家屋の構造などに合わせて、一般の車椅子よりも車幅が狭いタイプのものもあれば、持ち運びに便利の良い軽量サイズのもの、折りたたみができるタイプのものもあります。
在宅介護をする場合に、車椅子の選び方は重要ポイントになります。
介護される人が移動しやすくて乗りやすいものを選ぶことはもちろん、介助する人の負担を軽減できるように、選ぶことが大切ですね。

車椅子のチェックポイントは、グリップ・座シート・アームレスト・ハンドリム・駐車用ブレーキ・レッグレスト・バックレスト・車輪・キャスター・ティッピングレバーなどの構造やサイズなどについて、利便性の良さ、機能性の良さ、その人の身体のサイズや身体状態に合うものかどうか、確認しておきましょう。

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