脳卒中〜家庭でできるリハビリ〜





脳卒中の基礎知識について

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脳卒中とは、一般的に脳血管障害の総称として使われている医学用語であり、一般的によく知られている脳の病気です。
しかし、正確には、同義ではないという考え方もあり、「卒中」という言葉について、医学用語としてはふさわしくないという考え方もあります。

広辞苑で、「卒中」という意味について調べてみると、「卒中風という言葉を省略した呼び方で、中風とも呼ばれ、脳血管の障害により、ある日突然倒れて意識を失い、深いこん睡状態になる」という症状を指した言葉が脳卒中であり、厳密には、病気の名前ではないものとされています。
脳卒中は、西洋では、「神の手による一撃」という意味を持つ言葉で、英語で「Stroke of God's Hand」と言います。神の手に当たり、東洋では風に当たる中風であり、突然発症する脳血管の障害が、脳卒中であると考えて良いでしょう。
しかし、脳の障害でも、動脈硬化による脳血管性の痴呆は、脳卒中とは別物と考えられています。

日本国内で、死亡原因について統計データを見ると、1位は悪性新生物です。
脳卒中で死亡する人も増えており、年間で発症する患者数は、10万人につき約200人と言われています。
現在、要介護に認定されている患者の約40%が、脳卒中を発症しています。

脳卒中の患者の医療費は、年間で約2兆円ですから、一世帯当たりでかなり高い医療費となります。家族が病気になると、精神的につらいですが、経済的にも負担がかかります。
脳卒中にかからないために、予防対策を行うことは、自分自身の健康を守り、家族を守ることにつながり、国の将来を考えるときに、脳卒中対策を行うことは、医療での施策では今後は、もっとも重要な課題であると言えるでしょう。

脳卒中という病気について、正しく理解していくうえで、脳血管の解剖について詳しく把握しておく必要が出てきます。
脳に血液を供給する血管には、後大脳動脈・中大脳動脈・前大脳動脈などが存在しており、左右の大脳半球には、ほぼ対照的に位置しています。脳と脳を覆うクモ膜の間にあるのがクモ膜下腔で、脳脊髄液で満たされています。

クモ膜と言う言葉を聞くと、くも膜下出血で命を落とす人が多く、脳の疾患ではなじみ深い言葉だと思いますが、クマ膜下腔は、脳と脳を覆うクモ膜のすき間に存在するものと考えて良いでしょう。

クモ膜下腔は、水のように透明な脳脊髄液によって満たされている状態ですが、血管がそれぞれ脳底部で前・後交通動脈が流れており、さらにこれらの抹消には交通性があることで、この中で1本が閉塞した状態になっても、側副血行路により、常に血液が供給されているといった仕組みになっています。

しかし、1本閉塞して、側副血行路から血液が供給されていても、十分行き渡ることがないため、脳梗塞を発症して、手足に麻痺が出るといった症状が出てきます。
もうひとつには、側副血行路を持たないものとして、脳を貫くように通っている細い動脈は、その部分が詰まると梗塞の状態になりやすいですが、灌流の範囲がきわめて小さいことから、梗塞巣も小さなものにとどまります。

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