脳卒中〜家庭でできるリハビリ〜





脳卒中の分類について

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一言で脳卒中といっても、実にさまざまな種類があります。
世界的に繁用されている脳血管に関する障害の分類は、アメリカで考案されたもので、「NINDS」による分類Vがあります。NINDSとは、英語で「National Institute of Neurological Disorders and Stroke」という言葉の頭文字をとったものであり、病理学的な分類、臨床的な分類、リスクファクターと予防の分野からみた分類、臨床評価による分類といったさまざまな部分類の仕方があります。

脳卒中を突然発症することにより、脳に血液が行き渡りにくくなる虚血性疾患か、または頭の中で出血がみられる疾患なのかについて、区別する必要が出てきます。
脳卒中の出血の種類には、脳血管の分岐部に発生する風船状のふくらみとなる脳動脈瘤の破裂により、クモ膜下腔に出血が見られるくも膜下出血、長年の高血圧が原因とされる脳の実質内に出血が見られる高血圧脳出血が、脳の出血の疾患の代表格と言って良いでしょう。

これらの脳疾患は、おもに中高年者によく見られますが、若い世代の人にも脳の疾患を発症する人が増えており、発症する頻度は低いものの、先天的な脳静脈の奇形が原因とされる頭蓋内出血の症状を引き起こす人も、ごくまれにいます。

脳梗塞は、脳の疾患の中では虚血性疾患の代表格であり、脳内に血液が循環しにくくなり、脳細胞が正常に機能しなくなることが原因で、言葉が出なくなる失語症や手や足の麻痺症状が引き起こされます。さらに症状が悪化すると、脳細胞が死滅するにまで至ります。


脳梗塞を発症したからといっても、必ずしも脳細胞が死滅するというのではなく、早期発見で適切な治療を早めに受けていれば、脳への血流が再開することで症状の悪化を未然に防ぎ、経過が良好になれば後遺症が残るリスクを軽減させることが可能です。

とはいっても、長きに渡り経過観察が必要であり、脳細胞の変密には問題点が残ります。脳梗塞でなくて一過性虚血発作の原因として考えられるものは、血圧の低下により、血管を流れる血液の量が減少する状態、血管が詰まっている状態、血管のつまりではないが血管が狭い状態などを区別することになります。

「血管が詰まる状態」については、頭がい骨内や頸部で比較的規模が大きい動脈硬化が原因で、血液が固まり、硬化物質自体がはがれて、血管を閉塞するとされるアテローム血栓性脳梗塞や、脳を貫くように走行するラクナ梗塞、心臓の中に発生した血栓が血流により脳内に運ばれ、脳血管を閉塞するとされる心原性塞栓による脳梗塞などがあります。

「血管が詰まっていないが血管が狭い」「血圧の低下により血管を流れる血液量が減少する」に相当する疾患は、血行動態的虚血に分類され、虚血の症状がかなりひどい場合、または長時間に渡り継続した場合に、脳梗塞が引き起こされ、脳梗塞と同じメカニズムで一過性脳虚血発作が発症されるものと考えられます。

これらの疾患を発症した人は、その中で20〜40%の症例が5年以内に脳梗塞を発症したというデータ結果が出ていることから、脳梗塞と同じように対処すべきであるという見解です。

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