脳卒中〜家庭でできるリハビリ〜





急性期と血圧管理

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脳卒中〜家庭でできるリハビリ〜

脳は、常に血液から酸素や栄養が送り込まれており、身体の中でも心臓とともにもっとも重要な役割を果たしている臓器です。
健康な人は、脳には常に一定の血流が保持されるように、調節作用が働いています。脳の血流は、脳血管抵抗と脳灌流圧(≒脳平均動脈圧)により、決定されています。

脳血流流と脳血管抵抗、脳灌流圧との関係は下記の通りです。
脳血流量=脳灌流圧(≒脳平均動脈圧※)÷脳血管抵抗

次に、血圧について、平均動脈血圧と拡張期血圧との関係は、下記の通りです。
平均動脈血圧=(収縮期血圧ー拡張期血圧)÷3+拡張期血圧

この式から見ると、血圧が上昇すれば、血流が増加して、血管抵抗が強いほど血流が減少するということになります。血流と血管抵抗の関係により、それぞれが調整し合うことにより、脳内の血流が常に一定に保持されていることになります。

血圧測定をして、血圧が高いと診断された場合に、心筋梗塞や脳卒中、動脈硬化になねリスクが非常に高いと言われているのは、このためです。
平均動脈血圧は、50〜160mmHgが基準範囲内であり、この数値を常に保っていれば、血流は常に一定に保たれていると判断されます。

脳卒中の急性期は、脳の自動調整の機能がすでに破綻している状態とされており、血圧の増減が脳の血流にそのまま反映されるため、とくに血圧の管理が重要視されます。血管障害の種類により、自動調整能の障害が起こる期間に違いが出てきます。脳卒中の急性期は、一刻も早い適切な治療が必要で、病態により、脳卒中の発症から数時間以内に治療が開始されると、回復の見込みも出てきます。急性期には、まずは安静が必要です。


脳卒中の慢性期に入っても、血圧の管理が重要であることには変わりがないので、医師による経過観察が引き続き必要となります。とくに、高血圧が続くと、脳卒中が再発するリスクが高くなります。

ふだんの食生活では、塩分や動物性脂肪の過剰摂取には十分な注意が必要で、薬剤の処方による治療が必要となります。身体症状に支障が出ない程度に、適度に体を動かすことも必要です。脳卒中の慢性期には、再発予防とリハビリが必要で、リハビリや服薬のスケジュールを決める必要が出てきます。

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