脳卒中〜家庭でできるリハビリ〜





健側機能と体力

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脳卒中は、損傷を受けた脳の反対側の手脚に麻痺の症状が引き起こされることで、知られていますね。たとえば、右側の脳に損傷を受けた場合、左手や左足に麻痺が起こり、症状の度合いによって、手足がしびれたり、手作業や歩行が困難になる場合もあります。

脳の損傷により、反対側の手足に麻痺の症状が出ているからといって、麻痺のない側の手足が健康な状態であるとは限りません。健側の手足も、自覚症状は感じられなくても、少なからず脳の損傷の影響を受けていることもあります。
脳卒中を発症すると、有酸素的作業能力と呼ばれる体力の低下が著しくなるのが、この病気の特徴のひとつです。

健側手足の機能について、詳しくご紹介していきたいと思います。脳卒中を発症すると、脳の反対側にある手足に麻痺などの症状が起こる原因は、手足を動かすために、脳の指令の経路にあります。脳は、右側と左側に分けられていますが、脳卒中は、左右のどちらか一方に引き起こされます。

手足を動かすための脳からの指令のメカニズムについて見ると、大脳から延髄へ、さらに脊髄から手や足に到達しています。左側の脳からの指令について例をあげて説明しますと、左がの大脳皮質から指令が出て、延髄に至るまで、すべて左側の経路を通過することになります。

しかし、頸髄の境界部は延髄の下に位置しており、左右が交差して、神経線維の80%〜85%は反対側、つまり右側に向かい、脊髄では右側を下行して右側の手足に伝わることになります。これが、左側の脳による損傷で、右側の手足が麻痺する原因となります。

さきほど、「左右の神経線維が80%〜85%交差して」と書きましたが、まだ続きがあります。交差しなかった15%〜20%の神経線維は、損傷した脳と同じ側の手足に到達するものであり、とくに自覚症状は感じられないほどであっても損傷を受けた同じ側の手足にも、少なからず機能が低下しています。

脳卒中を発症したことにより、脳の浮腫や脳の出血などの度合いにより、反対側の脳が圧迫されると、健側の手足の機能を低下されることになりますので、1度の発症により、症状が悪化する可能性もあり、医師による経過観察が必要となります。

脳卒中を発症したあとの体力との関係について、ご紹介しましょう。
脳卒中を発症した人の体力のことを「有酸素的作業能力」と呼び、同年代で健常な人と比較すると低下しており、同年代の健常者の半分程度まで低下して、とどまるとも言われています。これには、脳卒中を発症する前後に原因があると考えられています。

脳卒中を発症する前は、とくに自覚症状がなくても、もともとも呼吸器疾患や心疾患があり、発症する前に、体力がすでに低下していた可能性があります。脳卒中を発症後の原因して、発症後は安静が必要で、日常生活での行動による制限や歩行障害、手足の麻痺などの症状により、身体活動力の減少により、体力の低下が生じることになります。

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